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2005年11月15日発売
藤原大士 著
B6判/211頁
定価(本体1,500円+税)
ISBN 978-4883383252
書籍概要
今、人の心は信じられないほど荒廃しており、それが原因で引き起こされる事件は後を絶たない。
私達が本当に大切にしなければならないものは何か。
今、人の心や健康、世の中全体に大きなひずみが現れているが、個々の事件や問題の対策を立てる前に、その根源に立ち返る必要があるように思う。小手先の対策や解決を求める前に、命の源につながるべきではないだろうか。
命の源につながるということは、自然に頭が下がり、感謝の思いと魂が満たされることではないだろうか。それは魂のふるさとでもあるからだ。
人はもっと虚心に謙虚に生きるべきだと思う。そこで、これから日本人の魂のふるさとを訪ねることにしたい。
目次
まえがき
- 人知で計り知れないもの
- 日本人の特性
- 豊かな情緒と豊かな言葉
- 自然を敬う
- 大自然と一体となる
- 日本人の遺伝子に息づくもの
- 自然崇拝から生まれた神社
- 自然環境に恵まれた感性
- 自然との調和・自然との共生
- 対立より調和を
- 水を得た魚になるために
第1章 大自然に育てられる日本人
- 自然には蘇らせる力がある
- 自然の中で得たもの
- 自然は語り、感性を育てる
- 生かさせて頂いている
- 自然との触れ合いの大切さ
- 自分の星を見つける
- お天道様が見ている
- 恥じないように生きる
- 自然治癒力の意味
- 慎 独
- お天道様を取り戻そう
- 人生には晴れの日もあれば曇りの日もある
- 自然を感じ、自然から学ぶ
- ひらめきは天から受け取れ
- 生かしめぐらせ
第2章 大自然に育てられる力
- 魂のふるさと
- 神道と宗教
- 宗教家の方に期待すること
- 真理に根ざし、蘇れ
- 大局から・中心から
- 皆が磨き、遍く照らす
- 祭政一致と政教分離
- 自然の意志を無視すると
- 人類の姿勢を省みる
- 中今の思想こそ神道の神髄
- 生成発展に向けて
- 役目がある
- 立派な人に育てる
- 真心を以って接せよ
- 親である神様・大自然
第3章 神ながらの道に生きる
- 祈願と感謝
- 見直し、聞き直し、言い直し
- 自分中心・天動説の現代人
- 日の出 段々の理 曙の理
- すべてに中心がある
- 太陽のめぐりと月のめぐり
- 大自然に合わせる
- すべてが尊い
- 中心と柱と引力
- 祭り合わせ
- 自然に学べ
- 大黒柱の無い家
- お伊勢さん
第4章 大宇宙の真理に素直であれ
あとがき