設立趣意書

平成14年6月18日
蘇れ日本人の会
前会長 藤原 大士


 人が大事を成し遂げる為には、先人の知恵と伝統的な日本人の魂と胸襟を開いて話し合える協力者が必要です。打算と競争に明け暮れる現代社会は、いたずらに人の心や魂を擦り減らし疲弊するばかりです。

 日本人は、本来徳を以て行い、慈悲を以ていたわり合い、和を以て貴しとする素晴らしい民族です。その優れた伝統と誇りある魂を忘れてはなりません。今こそ蘇らせる時です。

 先祖が私達に何を託し、自分達の時代を通じて子孫に繋ぐべきものは何なのか。また、社会の一員として何を為すべきか。私達は、人の世において為すべき大切な役割を担っているのです。「自分に課せられた使命を知り」「それを如何に全うするか」が、最も大切なことではないでしょうか。

 私は「世の中の狂いの原因がどこから来るのか。どう正せばよいのか」ということを真剣に進めるうちに、政治、経済、教育、健康など、あらゆる分野において展開していかなければならないことである為に、その時のすべての職を辞し以後の人生のすべてをかけてこの問題に全力で取り組み、生命を賭して行っております。

 この長年に亘る実績と将来の展望を基盤に今日の世の中を見ますと、虚偽と自己の利益のみを追求し、各国も自国の利益のみを云々しておりますが、それでは単に個人のみならず、国の将来も、地球全体も危うくなってしまいます。そこで、人は何のために生まれたのか、人として何を為すべきかを知り、人として本来あるべき徳を重んじ、慈愛と敬愛に満ちた社会にする為、 蘇れ日本人の会を旗揚げいたしました。

 つきましては各界においてご活躍の各位にも「日本再生」の為にご参集頂きたくお知らせする次第です。私達には日本の再生とともに、深刻化する環境破壊など人類全体の問題をも主導できる国際国家としての日本を構築する使命があります。

 本会の設立・活動の趣旨にご理解を頂きまして、本会の発起人としてご指導ご支援を賜りたくご就任のご承諾をお願い申し上げる次第であります。

主たる活動の目的
一、現代社会の歪みを変革し、日本人本来の良さである
徳と誇りと伝統を蘇らせる教育の実施
二、次代を担う優れた者を育成し、社会の指導者・牽引者としての発掘
三、真の平和と永続的な繁栄の基盤を実現するための人材育成
四、国際社会から信頼を得られ、更に、牽引できる国家とするための
心の育成をする
五、生涯現役のための心と身体の育成、及び、社会貢献の具現

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