ご挨拶
人が大事を成し遂げる為には、先人の知恵と伝統的な日本人の魂と胸襟を開いて話し合える協力者が必要です。
打算と競争に明け暮れる現代社会は、いたずらに人の心や魂を擦り減らし、疲弊するばかりです。日本人は、本来徳を以って行い、慈悲を以っていたわり合い、和を以って貴しとする素晴らしい民族です。
その優れた伝統と誇りある魂を忘れてはなりません。今こそ蘇らせる時です。
祖先が私達に何を託し、自分達の時代を通じて子孫に繋ぐべきはものは何なのか。また、社会の一員として何を為すべきか。私達は、人の世において為すべき大切な役割を担っているのです。「自分に課せられた使命を知り」「それを如何に全うするか」が最も大切なことではないでしょうか。
私は「世の中の狂いの原因がどこから来るのか、どう正せばよいのか」ということを真剣に進めるうちに、政治、経済、教育、健康など、あらゆる分野において展開して行かねばならないことである為に、その時のすべての職を辞し、以後の人生のすべてをこの問題に全力で取り組み生命をかけて行っております。
こうした趣旨の賛同者をより募ると共に全国規模で展開して参りたく、蘇れ日本人の会の旗揚げを決意、2003年より300余人のご賛同者・ご来賓の皆様にご参集頂き発会式を挙行、以来講演・執筆など活動を展開してまいりました。
今後はさらに大きく活動の輪を広げていくべく、研修会・大志塾・国家経営塾といった活動から、次代を担う人材の育成に力を注いでいきたいと思っております。本ホームページをご覧の皆様のご賛同、ご参加を、心よりお待ち申し上げております。この日本をよくするために共に手を取り合いましょう。
蘇れ日本人の会が目指すこと
人は、誕生するときに、どの時代に生まれてくるか、どの国に生まれてくるかを選ぶことが出来ない。だから今の時代に、日本人として生まれたことは「天命」と言ってよいことだ。
中には、日本人であることを否定するかのような教育もなされているが、日本人であることに誇りを持ち、本来持っている能力を蘇らせると共に、日本人として生まれた使命を果たすべきではなかろうか。
今、世界的に自然環境、食糧問題、健康問題などは、大変に深刻だ。
しかし日本人の遺伝子、日本人の本来持つ能力を蘇らせることによって、それらを救える可能性があるといったらどうだろうか。
『地球を救う日本人』
なぜ、そんな事が言えるのだろうか。 一つには、日本人は、自然に対して特殊な感性を持っていること。
そして寛容の精神と(調和)和の精神が根底にあること。
さらに「そもそも日本人とは・・」と日本の成り立ちから、解きほぐしていくと、日本人として生まれた意味、その役目の重さに気がついてくる。
自分のルーツは何処にあるのか、日本人としての使命や、生きる意味を知ることによって、生き方、考え方が百八十度変わるのではないだろうか。
今は、外国の人からも、日本人の本質を誤解され、当の日本人すらその素晴らしさを忘れているかもしれない。しかし日本人としての遺伝子を目覚めさせることによって、誇りと眠っていた能力を蘇らせ、それを次の時代に引き継いでいくべきなのだ。また世界を救う日本人として、貢献すべきではなかろうか。
■掲載雑誌
神社情報誌 WAGO
2016年10月から毎号掲載。2022年は、「日本は天皇陛下を中心とした神の国」で巻頭掲載いただいています。